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[あなたのハワイ進出の第一歩]ハワイと日本で、仕事も遊びも。

アラワイ運河を泳げるようにしたい! ハワイで「自然との共生」に取り組む日本人

アラワイ運河を泳げるようにしたい! ハワイで「自然との共生」に取り組む日本人 Chikako Nago(名護 千賀子)

[ハワイ進出した実現者インタビュー]
Chikako Nago(名護 千賀子)
EM HAWAII LLC オフィスマネージャー / 非営利団体 Genki Ala Wai Projectマネージャー

 

ハワイに移住して27年のChikakoさん。 沖縄出身の彼女は、高校生の時に憧れのカリフォルニアに1ヶ月だけホームステイを経験した。 当時は英語を話せなかったが、持ち前の明るい人柄でホームステイ先のホストファミリーとはすぐに打ち解け、「Chikako! 日本で高校を卒業したら、またここに帰っておいで!」と言われるまでに。 そして、高校卒業と同時に本当にそのホストファミリーの元に戻り、アメリカの大学に留学したのでした。

大学を卒業してから沖縄に戻った彼女は、英語の教師として沖縄に来ていたご主人と出会いました。 「主人は沖縄にルーツをもつハワイ日系三世で、自分のルーツである沖縄を見て生活をしたくて英語の先生として来ていたんです。」 ご主人は沖縄で人生のパートナーと出会い、5年間の沖縄生活をしていたのでした。

 

高校生の時に憧れのカリフォルニアにホームステイ Chikako Nago(名護 千賀子)

 

魚が戻り、泳げるほど美しいアラワイ運河を取り戻したい!

Chikakoさんは1996年にご主人の故郷であるハワイに移住し、ハワイ生活が始まった。 ご主人は、実家が農園をしていた影響もあり、自然食品への思いが強く、エンジニアリングの専攻をやめてハワイ大学マノア校で園芸学の学士号を取得。 人生の使命を “化学物質の過剰な使用から離れること” と決意した。 Chikakoさんはユナイテッドエアラインに勤めながら、そんなご主人の仕事をサポートし続けたのでした。 フィットネス・ラジオ・教育・出版など様々な仕事の経験をもつ彼女も、自然や動物が大好きで、ご主人同様に “素晴らしい自然との最適な共生” を目指すことに強い想いを持っていたのでした。

二人が揃って感銘を受けた琉球大学の比嘉博士により開発された “EM (有用微生物群)” という光合成細菌・乳酸菌・酵母からなるいわゆる “善玉菌”。 これは食品生産・天然資源・環境汚染などのあらゆる面の解決手段を提供でき、50カ国にライセンス契約で生産され120カ国以上で使用されているのです。

そして巡るご縁の末、このEMのハワイ州及び隣接する米国領土のサプライヤーとなり製品開発販売をしながら、非営利団体 Genki Ala Wai Project(ゲンキ アラワイ プロジェクト)も立ち上げた。 これは建設100年以上のアラワイ運河を、「人々が魚釣りをし、子供達が泳いで遊ぶことができた数十年前の美しい運河を取り戻す!」というなんとも壮大な活動を始めたのでした。




 

魚が戻り、泳げるほど美しいアラワイ運河を取り戻したい! Genki Ala Wai Project(ゲンキ アラワイ プロジェクト)

 

アラワイ運河に、ハワイアン・モンクシールが帰ってきた

「EMという善玉菌でお団子を作ります。これがゲンキボールです。 これをアラワイ運河に投げ込むと善玉菌が運河のヘドロを消し水質を改善してくれるのです。 アラワイ運河が7年かけて建設されたそうなので、私たちも7年かけてきれいな運河に戻します!  計算上では30万個のゲンキボールで運河は復活できる。 これまでに6万個、そして今年中には10万個のゲンキボールが投げ込まれる予定です。 だからあと2年で20万個を投げ込みます! 必ずやりますよ!」 と話すChikakoさんは自信に満ちていて、とても力強く優しい笑顔でした。

そして、このEMはこれまでに日本国内でもたくさんの成果を出しているのです。 大阪の道頓堀川や東京の日本橋川の水質改善もEMの成果だとも言われています。 そして、今年2023年3月にはアラワイ運河に、なんとハワイアン・モンクシール(ハワイアザラシ)が突如現れ、地元TV局 KHON2 が大々的にニュースで取り上げ、「これはアラワイ運河をきれいにしようとするGenki Ala Wai Projectのゲンキボールの成果だ」と報じたのでした。

このニュース以降、ハワイ内外からの問い合わせが殺到し、彼女たちは嬉しい悲鳴をあげる毎日が続いている。 「これまでの小さな行動の積み重ねにより、やっと少しずつ成果が出てきているだけのことですよ。でもモンクシールがアラワイ運河に帰ってきたことはすごく嬉しかった! このニュース後に色々な方々からの問い合わせが激増しています。 だけど決して焦ってはダメなんです。 みんなで手を汚してゲンキボールを自分の手で作り、自分の手で投げ込まないと意味がないんです。 あと3年、2026年に実現しますから。アラワイ運河の復活!」

 

アラワイ運河に、ハワイアン・モンクシールが帰ってきた Genki Ala Wai Project(ゲンキ アラワイ プロジェクト)

 

アラワイ運河の次は? タヒチの学校からもオファーが

Genki Ala Wai Projectの活動は、これまでの地道な活動の成果と同時にハワイアンモンクシールがアラワイ運河に現れたニュースで一気に注目度があがったことは事実のようだ。 すでにハワイを代表するホテルや企業が続々と協力しており、ハワイ各所から 「ここの川でもやってくれ、ここでもやりたい!」 と次の場所のリストもできている。 そして、タヒチの学校からもオファーがあり、Genki Ala Wai Projectの名前で同様の活動がタヒチでもスタートしている。

「本当にありがたいことだし嬉しい。 ハワイの自然や水は本当に美しいが、水質検査をすると決して全てが合格点を取れているわけではない。 ハワイ州の環境保護の観点からも法律で川や海になんでも投げ込んで良いわけではないので、アラワイ運河にゲンキボールを投げ込んでも良い許可をいただけたことが本当に大きな出来事なんです。 2019年にハワイ州から許可が出た時は本当に万歳三唱で奇跡的な進展でした。 だからどこの場所でもできるわけではなく、州はもちろん地域や住民との話し合いは簡単ではありません。 だからこそまずはアラワイ運河をちゃんと復活させる必要があるのです。 まずは最初の1歩ですね。」

 

アラワイ運河の次は? タヒチの学校からもオファーが Genki Ala Wai Project

 

ハワイを世界を代表する「モデルアイランド」にすることが夢

アラワイ運河で魚釣りをしたり、泳いだりできる運河に戻したい。 これはもうできることがわかっているから夢ではないと彼女は言います。 では「今の夢は?」と尋ねてみた。

「食品ロスや温暖化による環境問題、実はどれも解決策はシンプル。 ハワイの小学校の必須授業として知識を教えて、かつ実践する。 世界初のモデルアイランドにしたい! これが私の夢です。 自然の力を認め、自然との共生に戻ればよいだけ、いや戻るというより “現代版の自然との共生スタイル” を取り入れればよいだけだと思いますよ。 菌と上手に付き合うこと共生すること。 それで現代のたいていの問題が解決できるはず。 だから私はハワイの小学校で子供達全員にその知識と実践経験を与えたい。 これが私の夢かなぁ」 と話す彼女は顔は更に輝いていました。 そして彼女なら本当に実現させて、ハワイを “世界初の自然との共生モデルアイランド” にしてしまうのではないかと著者は感じました。

 

ハワイを世界を代表する「モデルアイランド」にすることが夢 Chikako Nago(名護 千賀子)

 

[ハワイ進出した実現者からのアドバイス]

これからハワイライフを希望する人へのChikakoさんからのアドバイスは、「アドバイスなんてありません! アドバイスなんて出来ない! でもこれだけは言わせてください。 自然を楽しんで、ハワイの文化に触れて、ローカルの人々とたくさん仲良くなって! そうすると、とにかく自然の力、そして共生の仕方をちゃんと感じることができると思います。 長くハワイにいると、いつも目の前にあるから慣れちゃうこともあるけど、本当に素晴らしいハワイの自然にいつも感動して欲しいです。」

ハワイに住む移住実現者からの多くのアドバイスは、結果的に一つで同じことのように著者は感じてきました。でも彼女の言葉には何かそこに不思議な魔法のエキスみたいなものが振りかけられているような、そんな気持ちにされる強いものを感じました。

 

 
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