日本では毎日が慌ただしく過ぎていく中、ハワイにいると時間の流れがまったく違って感じられます。朝、鳥の声で目覚めて、ラナイで本を開く。昼は海辺を歩き、夕方は風に吹かれてボーッとする。そんな「誰にも邪魔されない時間」が、心をゆるめ、自分を取り戻す時間になります。

一人の時間を楽しむことが、こんなにも豊かだったのかと気づける場所、それがハワイなのです。忙しさに縛られない生き方を望むシニア世代にこそふさわしいライフスタイルです。

自然に合わせた暮らしが、心と体を整えてくれる

ハワイで生活を始めた多くの方がまず実感するのが「よく眠れるようになった」という変化。朝は太陽の光とともに目覚め、夜は穏やかな風の音に包まれて眠る。自然のリズムに寄り添うだけで、心も体もスッと軽くなるのです。

特別な運動やケアをしなくても、日差し、風、緑、海といった自然環境が、日常の中で心身を癒やしてくれます。長年の疲れをそっとほぐしてくれる“整う暮らし”が、ここハワイにはあります。

モノではなく“心が満たされる”幸せがここにある

現役時代には手に入れられなかったもの──それは「ゆとり」や「安心感」かもしれません。ハワイでの暮らしは、モノや肩書きでは得られない「本当の幸せ」に気づかせてくれます。今日はただ風を感じられた、それだけで「いい一日だった」と思える感覚。それは、過ごした時間に満足し、心が豊かである証です。

人生の後半をどう過ごすかを考えたとき、ハワイという場所がもたらす“心の贅沢”は、何よりも価値のあるものになるでしょう。

「ここが私の場所」と思える空間が、人生を彩る

ハワイでの暮らしが深まるにつれ、「自分の場所」が増えていきます。お気に入りのゴルフコース、顔なじみのバリスタがいるカフェ、静かに読書できるホテルのラウンジ…。それらは、観光では得られない“日常の居場所”です。

ローカルのゴルフクラブやヨットクラブに加入すれば、より深くハワイに根ざした暮らしが実現します。暮らす人だけが味わえるこの豊かさは、人生をもう一段階上のステージへと導いてくれるはずです。 

“自分の拠点”がある安心感と自由

滞在するたびに宿や車を手配するのではなく、自分の家と車があれば、ハワイはもう“暮らす場所”になります。自由に移動し、好きなときに滞在し、帰る場所がある。それだけで心が落ち着き、ハワイでの生活がもっと身近に感じられるはず。

実際、多くの2拠点シニアが「持ち家とマイカー」によって生活の質が大きく変わったと実感しています。自分のリズムでハワイに出入りできる、それが“本当の自由”かもしれません。

家族との絆がより深まる“ハワイ時間”

子育てが終わり、夫婦2人の時間が再び訪れるシニア世代。ハワイは、その関係を見直し、育み直すための最高の場所です。さらに、子どもや孫を招いて一緒に過ごせば、かけがえのない家族の思い出が育まれていきます。

日常とは違う空気の中で交わす会話や笑顔は、何物にも代えがたい宝物になるはず。世代を越えて“家族の物語”を紡げるのも、ハワイという場所の大きな魅力のひとつです。

約150年前の日本人が繋いでくれた“今”という奇跡

豊かに生きるとは、誰かに“恩返し”することかもしれない