近年、ハワイと日本を拠点とした二拠点生活が急速に人気を集め、その実現者も増加しています。日本の夏と冬はハワイで暮らし、それ以外は日本で暮らすといった二拠点生活を夢見ているハワイ好きな方も多いのではないでしょうか。
ハワイと日本で二拠点生活を送る彼らの生活スタイルを掘り下げてみると、ひとつの重要な気づきがありました。それは、仕事やライフスタイルにおける「オン」と「オフ」の過ごし方、つまり、「スタイル」に対する新鮮なアプローチです。
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「オン」と「オフ」の意味とは?
「オン」と「オフ」という言葉が仕事やライフスタイルにおいて使われるようになったのは、比較的最近のことです。20世紀後半から21世紀にかけての働き方や生活スタイルの変化に伴い、これらの用語が広まりました。
情報技術の発展とインターネットの普及により、仕事のスタイルは多様化し、リモートワークやフレックス勤務が一般的になりました。その結果、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。そんな中で、仕事の時間(オン)と休息やプライベートの時間(オフ)を明確に区別し、バランスを取ることの重要性が広く認識されるようになりました。
スマートフォンやインターネットが日常生活に浸透する中で、常に接続された状態をリセットする「デジタルデトックス」の必要性が特に2020年以降に注目されるようになりました。また、ストレス管理やメンタルヘルスの観点からも、意識的に休息を取る「オフ」の時間が求められるようになり、ライフスタイル全般において「オンとオフ」を意識する動きが広まりました。
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ハワイ流の「オン」と「オフ」のスタイル
彼らのアプローチは、日にち単位ではなく、時間単位、さらには分単位での「オン」と「オフ」の切り替えにあります。たとえば、日本では「次の週末はどこに行こうか?」といった日単位の計画が一般的ですが、ハワイではこの切り替えがもっと細かい時間単位で行われています。ハワイに住むある方の一日は、こんな風に進んでいきます。
- 朝:まずは海辺での散歩やモーニングスイムで一日をスタート。清々しい空気と柔らかい太陽の光の中で、心も身体も目覚める「オフ」の時間
- 午前:自宅でメールチェックとスケジュール確認する「オン」の時間
- 昼:ビジネスランチのためにアラモアナのレストランへ「オン」の時間
- 午後:オフィスでスタッフとミーティングする「オン」の時間
- 夕方:早めに帰宅し、奥さんと犬の散歩に出かける「オフ」の時間
- 夜:ジムで身体を動かし、夕食は奥さんの手料理でリラックスする「オフ」の時間
- 深夜:日本とのオンライン会議を1時間こなし「オン」と「オフ」を切り替えながら個人の時間を過ごす
このように、ハワイでは一日の中で「オン」と「オフ」を何度も切り替えながら過ごすスタイルが自然に根付いています。仕事が終わった後すぐに自然の中でリフレッシュできることが、この切り替えを容易にしているのです。自然や土地の広さ、生活圏の広さ、流れる時間のリズム、そして風や空気の流れなどの要素が、時間単位、さらには分単位での切り替えを可能にしているのです。
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二拠点生活がもたらす新しい生活スタイル
ハワイでは、時間や分単位でオンオフを切り替えられる環境が整っており、これは理屈ではなく、ハワイという自然に囲まれた環境が、心地よい切り替えをもたらしているのかもしれません。このハワイ流のオンとオフの切り替えスタイルは、理想の生活を追求するための一つのヒントになるかもしれません。理想とする生活スタイル・生き方を実現するためには、どのように「オン」と「オフ」を切り替えるかが重要な要素となります。
ハワイ移住や二拠点生活の実現者たちの話から得たこの新しい気づき。あなたもこのスタイルを取り入れて、より豊かなライフスタイルを目指してみてはいかがでしょうか?
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ハワイと日本を行き来する新しい形の二拠点生活
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