[ハワイ進出した実現者インタビュー]
TOKO SUGAYA (菅谷 東子)
Muumuu Rainbow Fashion LLC / Owner
TOKO SUGAYA (菅谷 東子)
Muumuu Rainbow Fashion LLC / Owner
茨城県出身のTokoさんは、高校時代にスイスに留学し、その後日本の大学とアメリカ・ボストンの大学で学びました。ボストンで就職した後、アメリカ人の夫と出会い結婚。新婚生活を日本で過ごした後、二人でハワイに移住することを決意しました。
「もともとファッションが大好きでしたが、父の勧めで建築を学ぶためにボストンの大学に留学しました。ボストンで設計事務所に就職しましたが、正直にいうとボストンでの生活は将来への不安を感じていました。特に英語が流暢でなかったことや、アジア人として差別的な扱いを受けたこともあったことが理由でした。日本人も少ないし、こんなに日本から遠いところにいて特に老後はどうなるんだろうという不安感がありました。」とTokoさんは語ります。ボストンでの経験は、彼女にとって、その後の人生に大きな影響を与えるものでした。
日本に帰国後、Tokoさんと彼女の夫は日本で5年間生活しましたが、夫は日本の働き方に馴染めず、再びアメリカへの移住を検討し始めました。夫がニューヨーク生まれのフロリダ育ちだったため、フロリダやカリフォルニア、そして親戚がいるノースカロライナを下見しましたが、どれも彼女の心には響きませんでした。そんな時、妹から「日本とアメリカ本土の中間地点としてハワイはどう?」という提案がありました。
「正直、ハワイなんて全く考えていませんでしたが、下見に行くと、夫がハワイに完全に魅了されてしまいました。二人ともハワイの虜になり、即座に移住を決めました! 東海岸で感じていた差別的な感覚はハワイには一切無かったことが驚きで、もちろん自然や気候の良さは最高で、こんな日本人が住みやすいアメリカがあったなんてという感じでした。」
「もともとファッションが大好きでしたが、父の勧めで建築を学ぶためにボストンの大学に留学しました。ボストンで設計事務所に就職しましたが、正直にいうとボストンでの生活は将来への不安を感じていました。特に英語が流暢でなかったことや、アジア人として差別的な扱いを受けたこともあったことが理由でした。日本人も少ないし、こんなに日本から遠いところにいて特に老後はどうなるんだろうという不安感がありました。」とTokoさんは語ります。ボストンでの経験は、彼女にとって、その後の人生に大きな影響を与えるものでした。
日本に帰国後、Tokoさんと彼女の夫は日本で5年間生活しましたが、夫は日本の働き方に馴染めず、再びアメリカへの移住を検討し始めました。夫がニューヨーク生まれのフロリダ育ちだったため、フロリダやカリフォルニア、そして親戚がいるノースカロライナを下見しましたが、どれも彼女の心には響きませんでした。そんな時、妹から「日本とアメリカ本土の中間地点としてハワイはどう?」という提案がありました。
「正直、ハワイなんて全く考えていませんでしたが、下見に行くと、夫がハワイに完全に魅了されてしまいました。二人ともハワイの虜になり、即座に移住を決めました! 東海岸で感じていた差別的な感覚はハワイには一切無かったことが驚きで、もちろん自然や気候の良さは最高で、こんな日本人が住みやすいアメリカがあったなんてという感じでした。」
ハワイに移住。そしてすぐに起業!
2013年、Tokoさんはハワイに移住し、オンラインでのファッションレンタル事業を立ち上げました。「起業当初は何もわからなかったけれど、オンラインで調べながら会社を設立しました。役所や銀行でもみんな親切で、ビジネスで痛い目にあったことはほとんどありませんでした。」
最初はオフィスもお店もなく、自宅でビジネスを始めました。お客様から注文が入った時は、自らドレスをお客様の宿泊ホテルまで届けることもありました。その時に、ウエディング参列者向けのドレスレンタルにフォーカスすることを決め大成功を収めました。「お客様からウエディングに参列するためだとお聞きしたとき、なるほど!って思いました。そこから、レンタル事業をウエディングに特化させたのです。」とTokoさんは語ります。
彼女のビジネスは年々成長し、ワイキキにオフィス兼店舗を構えるまでになりました。彼女は自分で作れるドレスは自作し、レンタル商品として提供することで、独自のビジネスモデルを確立しました。
コロナがビジネスをさらに成長させた!?
しかし、2020年のコロナ禍はTokoさんのビジネスにも大きな影響を与えました。ウエディング需要が激減し、ロックダウンにより店舗も閉鎖せざるを得ない状況に直面しました。「コロナは最悪でした。だってウエディングの人なんて来ないし、しかもロックダウンでお店も開けちゃだめ!とかありえない!」とTokoさんは振り返ります。
そこで、彼女は迅速に対応し、アパレルの原料で在庫を抱えていた生地を活かし、布屋さんにビジネスを転向。「ローカルの人たちが自分の好きな柄の布を買い、マスクを作り始めたことで、ビジネス転向も大成功でした。」さらに、布が余った際にはふろしきやペット用の服を作り、新たなビジネスチャンスも見出しました。「計画性はなかったけれど、本当にビジネスは楽しいと感じました。」とTokoさんは笑顔で語ります。
「ただし、コロナ禍2年目は本当に厳しかったですね。あらゆる助成金制度を調べ、積極的に申込をしました。でもこの時も感じたのはやはり英語の必要性です。英語ができるできないで天と地の差が出てしまうと本当に感じました。そして、そんな中でも良い話もありました。老舗ハワイアンドレスメーカーのオーナーが私に会社を買ってくれないかと申し出がきたのです。このメーカーはハワイのドレスの歴史を作ってきたようなメーカーで、チャンスと捉えて事業譲渡を引き受けさせていただきました。」
そこで、彼女は迅速に対応し、アパレルの原料で在庫を抱えていた生地を活かし、布屋さんにビジネスを転向。「ローカルの人たちが自分の好きな柄の布を買い、マスクを作り始めたことで、ビジネス転向も大成功でした。」さらに、布が余った際にはふろしきやペット用の服を作り、新たなビジネスチャンスも見出しました。「計画性はなかったけれど、本当にビジネスは楽しいと感じました。」とTokoさんは笑顔で語ります。
「ただし、コロナ禍2年目は本当に厳しかったですね。あらゆる助成金制度を調べ、積極的に申込をしました。でもこの時も感じたのはやはり英語の必要性です。英語ができるできないで天と地の差が出てしまうと本当に感じました。そして、そんな中でも良い話もありました。老舗ハワイアンドレスメーカーのオーナーが私に会社を買ってくれないかと申し出がきたのです。このメーカーはハワイのドレスの歴史を作ってきたようなメーカーで、チャンスと捉えて事業譲渡を引き受けさせていただきました。」
現在のビジネスと未来のビジョン
コロナでの新規事業展開もあり、現在のTokoさんのビジネスは、5つのブランドで構成:
新たなリアル店舗も準備中で、今夏にはオープン予定です。「お客様が好きなハワイ柄のプリントを体験できるお店です。自分だけのお気に入りの一着を作れる場所にしたいです。」とTokoさんは語ります。
- ハワイアンウェアのレンタル
- ウエディング衣装・小物のレンタル
- 伝統的なハワイアンドレスの製造販売
- 生地・ウェア類のオンラインショッピングモール
- ラッピング生地 「Furoshiki Hawaii」
新たなリアル店舗も準備中で、今夏にはオープン予定です。「お客様が好きなハワイ柄のプリントを体験できるお店です。自分だけのお気に入りの一着を作れる場所にしたいです。」とTokoさんは語ります。
ハワイを拠点に世界中を旅行したい!
彼女にハワイでの日常生活について聞きました。
「正直なところ、私自身がいなくても会社が回るようにしたいので、基本的にはお店に行きません。だいたい毎日朝8時ごろに起き、朝食を取った後はゆっくり過ごします。11時ごろにメールをチェックし、その後に仕事をしますが、ランチ以降は基本的に仕事を控えています。お店にはスタッフのお給料を渡すために2週間に1度行く程度で、それ以外はほとんど行きません。土日は完全にオフで、電話にも出ません。主人と散歩をしたりビーチに行ったりしています。また、私たちは旅行が大好きなので、常に日本旅行の計画を立てています。でも、働く時は非常に集中して仕事をこなしますよ。」
Tokoさんはハワイに来てからは、仕事でも自分の興味のあることをなるべく優先し、アメリカ人のプライベートとビジネスをきちんと切り分けた時間の使い方を意識するようにしたそうです。プライベートな時間がより充実するような生き方、そして従業員もそれが出来るような環境を与えられるような仕事場作りを強く意識しました。
「“足るを知る”だと思います。今の自分の状況に満足し、今目の前にある物事に対して感謝する。もちろん日本とハワイの文化慣習には違いがあり、どちらにも良いところがあります。たぶん良い悪いではなく、自分の問題だと思います。でもハワイに居るならハワイの文化慣習には感謝しながら自分が合わせさせてもらわないとハワイが受け入れてくれないと思います。」
ハワイの好きなところやこれからの夢についても聞いてみました。
「ハワイが大好きです!全てが好きなんです。寒いのが苦手なので(笑)。ハワイに住めていること自体が私の生活の充実に繋がっていると思います。私は、ハワイという場所に心から感謝しています。もしハワイでなければ、今のビジネスもなかったでしょうし、本当に幸運だと感じています。」
「ビジネスを拡大し、従業員も幸せにし、お客様にも満足してもらいたいです。そして、ビジネスを世界中に広げて、各地でビジネスを展開したいです。もっとも、世界中といっても私が行きたい場所だけですけどね(笑)。これが今の夢です。さらに、ハワイを拠点に生活しながら、世界中を旅行したいです。そのためにビジネスを世界中に広げたいと思っています。ビジネスがあればその国に行けるし、何よりビジネスが大好きなんです。こんなに楽しいことは他にないと思っています。」
「正直なところ、私自身がいなくても会社が回るようにしたいので、基本的にはお店に行きません。だいたい毎日朝8時ごろに起き、朝食を取った後はゆっくり過ごします。11時ごろにメールをチェックし、その後に仕事をしますが、ランチ以降は基本的に仕事を控えています。お店にはスタッフのお給料を渡すために2週間に1度行く程度で、それ以外はほとんど行きません。土日は完全にオフで、電話にも出ません。主人と散歩をしたりビーチに行ったりしています。また、私たちは旅行が大好きなので、常に日本旅行の計画を立てています。でも、働く時は非常に集中して仕事をこなしますよ。」
Tokoさんはハワイに来てからは、仕事でも自分の興味のあることをなるべく優先し、アメリカ人のプライベートとビジネスをきちんと切り分けた時間の使い方を意識するようにしたそうです。プライベートな時間がより充実するような生き方、そして従業員もそれが出来るような環境を与えられるような仕事場作りを強く意識しました。
「“足るを知る”だと思います。今の自分の状況に満足し、今目の前にある物事に対して感謝する。もちろん日本とハワイの文化慣習には違いがあり、どちらにも良いところがあります。たぶん良い悪いではなく、自分の問題だと思います。でもハワイに居るならハワイの文化慣習には感謝しながら自分が合わせさせてもらわないとハワイが受け入れてくれないと思います。」
ハワイの好きなところやこれからの夢についても聞いてみました。
「ハワイが大好きです!全てが好きなんです。寒いのが苦手なので(笑)。ハワイに住めていること自体が私の生活の充実に繋がっていると思います。私は、ハワイという場所に心から感謝しています。もしハワイでなければ、今のビジネスもなかったでしょうし、本当に幸運だと感じています。」
「ビジネスを拡大し、従業員も幸せにし、お客様にも満足してもらいたいです。そして、ビジネスを世界中に広げて、各地でビジネスを展開したいです。もっとも、世界中といっても私が行きたい場所だけですけどね(笑)。これが今の夢です。さらに、ハワイを拠点に生活しながら、世界中を旅行したいです。そのためにビジネスを世界中に広げたいと思っています。ビジネスがあればその国に行けるし、何よりビジネスが大好きなんです。こんなに楽しいことは他にないと思っています。」
[ハワイ進出した実現者からのアドバイス]
これからハワイライフを実現したい人へのTokoさんからのアドバイスは、「まず一つ目は、英語を話せるように準備しておくことです。そして二つ目は、考える前にとにかく行動することです。ハワイに住んでいる日本人で、『ハワイに20年住んでいるけど英語は話せないんです』という人をよく見かけますが、ボストンではそんな人を一人も見たことがありません。でも、ハワイもアメリカです。英語ができるだけで全然違いますよ。」
「それから、『ハワイに住みたいけどビザが』とか、『仕事が』とか、『ハワイの生活費は高いから』とか、色々とできない理由を考えてしまう人が多いですよね。でも、そうやってアクションを起こせない人は、まずWAAPに連絡するだけでいいんです(笑)。それだけで前に進み、ハワイ移住の道が見えてくると思います。最初の無料相談だけでほとんどの人が自分の夢の実現方法を見つけられると思いますよ。」
彼女のアドバイスは、経験から得た実際に行動することで新たな可能性を見つけることの重要性を強調しています。彼女のアドバイスは、これからハワイ移住を目指す人にとって大きな参考となるでしょう。インタビューを終えて著者が感じたことは、本当に裏表がなく自分の気持ちをストレートに話し、やりたいことを実現していく人だということ。だからアドバイスも的確で彼女に言われるとなんだか簡単に思えてくるから不思議です。
●あなたも自分らしい理想のハワイスタイルを実現しませんか? まずはお気軽にWAAPにご相談ください。
>ハワイ進出の第一歩 WAAP
●インスタグラムで、ハワイ移住やビジネス進出などの最新情報を配信中!こちらもぜひフォローください。
>Instagram @waaphawaii