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[あなたのハワイ進出の第一歩]ハワイと日本で、仕事も遊びも。

移住ではない、ハワイと関わる新たな生き方!ハワイへ恩を返し続ける男

移住ではない、ハワイと関わる新たな生き方!ハワイへ恩を返し続ける男

[ハワイ進出した実現者インタビュー]
TAI ITO (伊藤 泰介)
PICK the HAWAII / President


岐阜県出身のTAIさんのハワイとの縁は、大学生時代に遡ります。アメカジが大好きだった彼は、アメリカ旅行の帰りにハワイを経由したことで初めてハワイの地を踏みました。 「アメリカの文化やファッションが好きで、大学の長期休みに1カ月間アメリカを旅行していました。その帰り道で、たまたまハワイ経由で日本に戻ることになったんです」と語るTAIさん。 当時は特別な思いがあったわけではないものの、この初ハワイが彼の人生を大きく変えるきっかけとなりました。

大学卒業後、富士通に就職し、社内留学制度を活用して再びハワイへ渡ります。 「アメリカで生活して英語を学びたいという気持ちがありました。当時、富士通がハワイに持っていたJAIMS(Japan-America Institute of Management Science)という学校で半年間留学しました。たまたま行き先がハワイだったんです」と振り返ります。 ローカルの家庭でホームステイを選び、ホストファミリーとの交流が彼のハワイ生活をより深いものにしました。

 

ハワイの魅力に触れた留学生活 TAI ITO (伊藤 泰介)

 

ハワイの魅力に触れた留学生活

ハワイ留学中、TAIさんは地元の文化や生活スタイルを直接体験しました。 「ホストファーザーは40代の弁護士で、趣味はサーフィンとハワイアンアンティークの収集。彼に連れられてサーフィンやガレージセールを楽しみました」と語ります。 特にガレージセールで得た経験は、ハワイの歴史や住むエリアごとの文化の違いを学ぶ機会となりました。

留学を終えた後も、ハワイの魅力に惹かれ続け、毎年ハワイを訪れるように。そして、日本で父親の経営する建築資材製造の会社を引き継ぐことになりますが、「好きなことを仕事にしたい」との思いから、ハワイ雑貨の輸入卸事業をスタート。 「日本でハワイブームが起き始めたタイミングで、ハワイらしい商品を紹介するビジネスに転換しました」と話します。

 



父の会社を救ったハワイビジネス!そして、ハワイへの恩返し!

 

父の会社を救ったハワイビジネス!そして、ハワイへの恩返し!

ハワイ雑貨の輸入卸業は、日本のハワイブームに乗り順調に成長。1998年には“本物のハワイをお届けする”をコンセプトにした専業会社を立ち上げ、2000年には東京ギフトショーに初出展します。 「ハワイ留学時代の人脈が大きな財産になりました。特に現地の主要メーカーとの関係は、私のビジネスの基盤です。本当に多くのローカルの人達から助けられて今があるんです。」と語るTAIさん。

「ハワイで長い間愛されているハワイ現地会社の商品を日本に届け、ハワイと日本をつなぐ。そして、ハワイの取引先と仕事をし、ハワイ経済そのものにも貢献する。それが僕の会社のハワイに対する恩返しです。これまでたくさん助けてくれたハワイローカルの人達や商品を扱わせてくれているハワイの人達がいて、はじめて今の僕と会社があるんです。だからこの恩は返し続けます。」

そして、2004年には神奈川県鎌倉に拠点を移し、ビジネスのショールームも兼ねた自宅は40〜50年代のプランテーションハウスを再現。 「本物のハワイを日本で感じてもらえる場所にしたかった」との思いが込められています。 こうしてTAIさんのビジネスは、「ハワイへの恩返し」をテーマにさらに成長を続けています。

 

ハワイと日本をつなぐライフスタイル TAI ITO (伊藤 泰介)

 

ハワイと日本をつなぐライフスタイル

TAIさんは、完全移住ではなく日本を拠点にハワイと関わり続ける独自のスタイルを選びました。 「年間で約2カ月間ハワイに滞在し、取引先との打ち合わせや新商品のリサーチを行っています」と語ります。  ハワイに移住したり、ハワイと日本を行き来する二拠点生活でもなく、日本を拠点に年に数回ハワイで仕事をしながら過ごす。 そして大好きなハワイに恩返しを続ける。これが彼にとっての「ハワイと関わる生き方」なのです。

ハワイ滞在中は、朝のサーフィンから始まり、仕事やトレンド調査に充実した日々を送るとのこと。 「サーフィンやハワイの気候が、私の活力の源です」と話します。 そして、ハワイ独自の文化や、日本人に対する親しみやすさも彼を魅了してやみません。 「靴を脱ぐ文化や日本食材の存在、そして日本からの移民の方々が築いてきた日本人が信頼される環境は、他のアメリカの州では考えられないほど特別です」と語ります。

 

ハワイ進出した実現者からのアドバイス TAI ITO (伊藤 泰介)

 

[ハワイ進出した実現者からのアドバイス]

最後に、これからハワイに移住を考えている人々へのアドバイスを尋ねると、彼はこう答えました。

「英語力は絶対必要です。完璧でなくてもコミュニケーションが取れることが大切。そして、ハワイは日本人にとって非常に有利な場所ですが、甘く考えず、現実をしっかり見て挑戦してください。」

ハワイと関わり続けるライフスタイルを選んだTAIさんの物語は、移住やビジネスの可能性を考える読者に新たな視点を提供してくれるでしょう。

 

 

 

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