Contents

• 1： ビザとは？ （パスポートとの違いは？）
• 2： ビザなしで、ハワイに滞在できる期間は？
• 3： アメリカのビザの種類は？
• 4： ハワイ移住に必要なビザの種類は？
• 5： あなたのハワイ移住に最適なビザは？
• 6： まとめ

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2： ビザなしで、ハワイに滞在できる期間は？

日本とアメリカとの間にはビザウェイバー（ビザ免除プログラム）があり、ハワイに来る前にESTA（​​事前渡航承認システム）への登録・承認があれば、ビザがなくても連続90日までの滞在は許可されています。

1回の渡航につき継続滞在90日以内で、かつハワイで仕事をして収入を得なければ、ビザは必要ないということになります。 ただし、ビザなしでの滞在は１年間のうちに最大180日までとされており、１回の滞在は90日までです。 つまり、ハワイに２ヶ月滞在し、１度日本に帰り、またハワイにきて２ヶ月滞在するという生活を１年間のうち３回までは許されるということになります。

「ハワイが大好きで何度もハワイに来たい。 でも１回の滞在は3ヶ月以上は必要なく、年間180日以内で十分で、ハワイで仕事をして収入を得る必要もない。」という方には、そもそもビザは必要ないということになります。 そして、ビザなしで日本とハワイを行き来するデュアルライフ（2拠点生活）を実現することもできるのです。

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3： アメリカのビザの種類は？

ハワイに移住するための「移民ビザ」を必要とする方は、まずはアメリカのビザの種類とはどんなものがあるのかを理解しましょう。

• Aビザ： 政府関係者に発行
• Bビザ： 商用・観光目的の人には発行
• Cビザ： アメリカ通過で隣国に旅行する人に発行
• Dビザ： 飛行機や船舶のクルーに発行
• Eビザ： 貿易・投資家に発行
• Fビザ： 学生に発行
• Gビザ： 国際組織関連の公務対象者に発行
• Hビザ： アメリカ就労者に発行
• Iビザ： 報道関係者に発行
• Jビザ： 人材交流・研修者に発行
• Kビザ： アメリカ国籍人との婚約・配偶者に発行
• Lビザ： 企業内転勤者に発行
• Mビザ： 技術専門・職業訓練者に発行
• Oビザ： ビジネス・スポーツ・芸術・芸能の実績ある人に発行
• Pビザ： スポーツ・芸術・芸能の国際大会に出場者に発行
• Qビザ： 伝統文化を普及する人に発行
• Rビザ： 宗教活動家に発行

これらは全てではありませんが、日本人がアメリカに移住する場合の主なビザの種類です。 さらに各ビザのカテゴリーの中に、例えば 「B-1、B-2」 というようにビザの種類が分かれるものもあります。

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4： ハワイ移住に必要なビザの種類は？

日本人が「ハワイに移住したい」と考えた時、まずは前述の通り、本当にビザが必要かどうかを考えた上で、もし必要だと思ったら、以下のようなビザが主に該当するかと思います。

• 短期商用・観光ビザ（Bビザ）
• 学生ビザ（Fビザ・Mビザ）
• 研修ビザ（Jビザ）
• 専門職・就労ビザ（Hビザ）
• 商用・管理職・投資家ビザ（Eビザ・ Lビザ）
• スポーツ・芸術・芸能ビザ（Pビザ）
• 報道ビザ（Iビザ）
• 婚約者・配偶者ビザ（Kビザ）
• 永住権（グリーンカード）

それぞれのビザには申請できる条件や滞在できる条件などが個別に設けられているので、あなたの希望するハワイライフによって、どのビザが最適となるのか？ そして、あなたがその申請条件に当てはまるのか？ など詳細を確認する必要があります。

ただし、これらの中でも一般的には専門性を必要とするビザ（Pビザ、Iビザ）など、そもそも当てはまらないものを除外すると、あとはあなたの希望するハワイでの生活のカタチによって自ずと決まってくるかと思います。

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5： あなたのハワイ移住に最適なビザは？

ここでは、あなたの希望するハワイライフがどんなものなのか？ を先に設定し、そのために適したビザがどれになるのかをシュミレーションしてみます。

スタイル例①： 50代 男性 会社経営者
日本の真夏と真冬はハワイで過ごしたい！ あくまで仕事のベースと家族の拠点は日本だが、いつでも好きな時に日本とハワイを行き来できる環境を手に入れたい。

• このような方の場合は、おそらく「短期商用観光ビザ・商用管理職投資家ビザ」になるでしょう。 そして、その先は各ビザごとに定められた条件詳細を確認しながら自分に適したビザを定めていくことになります。

スタイル例②： 60代 夫婦
リタイアして夫婦二人でハワイに移住したい！ 生活拠点はハワイで、たまに日本に遊びにいくような生活をしてみたい。

• このような方の場合は、おそらく「商用・管理職・投資家ビザか永住権の申請」になります。

スタイル例③： 30代 独身女性
ハワイに生活拠点を置き、これまでのキャリアを生かしてハワイで就職をしたい！

• このような方の場合は、「研修ビザか専門職就労ビザ」になります。 ただしハワイにある企業（日本人オーナー）が、商用管理職投資家ビザをあなたに提供できる場合もあります。

というように、ハワイでのあなたのライフスタイルや希望することにより、ビザの種類が決まってくるのです。 逆にビザの申請条件に合わせて、自分がその条件をクリアさせていくような考え方もできない訳ではありません。

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6： まとめ

ビザ（査証）とは、アメリカ政府が発行する、自国民以外の入国・滞在を認める「入国許可証」で、パスポート（旅券）とは別に必要なもの。 そして、日本とアメリカとの間にはビザ免除プログラムがあり、ESTA（​​事前渡航承認システム）を取れば、ビザがなくても1回の滞在で連続90日まで、年に最大180日までの滞在ができる。

つまり、１回の滞在は3ヶ月以上は必要なく、年間180日以内で十分で、ハワイで仕事をして収入を得る必要もないというハワイ暮らしを実現したい方はビザなしでデュアルライフを実現できる。

この上記の条件に当てはまらないハワイ暮らしを実現したい方は、ビザが必要となる。そして、数多くあるアメリカのビザの種類の中で、日本人のハワイ移住のために必要なビザは数種類に絞り込まれる。

その中からあなたに最適なビザを決めるために重要になるのは、やはりあなたが希望する、「ハワイでどのような暮らしをしたいのか」というライフスタイルを明確にすること。 まずあなたの夢をしっかりと描くことから始めましょう。

そして、その夢を実現するために必要となるビザ取得のための詳細をきちんと確認し、ビザ取得時には移民弁護士を頼ることをお勧めします。 それはビザ申請条件の詳細は専門の弁護士にしかわからない場合があります。 そして移民専門弁護士の最終判断は必要だと考えますので信頼できる弁護士さんと巡り会うことも重要になります。

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