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[あなたのハワイ進出の第一歩]ハワイと日本で、仕事も遊びも。

ハワイ移住とビジネス進出のリアル、日本米を世界へ届ける 現地法人立ち上げ物語

ハワイ移住とビジネス進出のリアル、日本米を世界へ届ける 現地法人立ち上げ物語
[ハワイ進出した実現者インタビュー]
Takushi Suminaka(住中 卓史)
KUBOTA RICE INDUSTRY (HAWAII) INC. / PRESIDENT


兵庫県西宮市出身の住中卓史さんは、関西での就職を希望し、総合機械メーカー「株式会社クボタ」に入社しました。クボタといえば田植え機や耕運機などの農業機械で知られ、日本だけでなく世界の農業を支える企業です。しかし、日本では年々お米の生産量が減少。これは農業機械の需要減少にも直結します。「生産量を増やすにはどうすればいいのか」──そこでクボタが打ち出したのが、日本のお米を海外へ輸出し、需要を拡大する取り組みでした。

住中さんはこの新事業の中核として、2011年に香港法人、2013年にはシンガポール法人を設立。日本から玄米を輸入し、現地で精米して販売することで、新鮮な日本産米を海外の食卓へ届ける仕組みを築きました。このビジネスモデルは、日本国内では当たり前だった「精米後すぐに消費する」お米文化を、そのまま海外にも伝えることを可能にしました。そして8年の海外経験を経て、2023年、次なる舞台としてハワイへ進出することになりました。。

 

2011年に香港法人、2013年にはシンガポール法人を設立

 

新天地ハワイでゼロからの挑戦──学校選びから物件契約まで

2023年、クボタライスハワイが設立され、住中さんは家族と共にハワイへ移住しました。香港、シンガポールでの経験から海外移住の流れは理解していたものの、ハワイは文化も法律も異なり、全てがゼロからのスタートでした。会社がビザや法人設立をサポートしてくれる一方、物件契約やビジネスライセンス取得、人材採用は自ら動かねばなりません。

まず直面したのは子どもの学校選び。情報が限られる中、ローカルの知人や紹介を頼りに、勧められた学校へ即決。そしてその学区内で住まいを探しました。この判断は結果的に大正解。学校選びを最優先にしたことで、家族の生活基盤がスムーズに整いました。

事業面では、拠点となるオフィス兼倉庫の物件探しが課題に。複数の不動産エージェントに相談していたところ、「ハワイでは一人の専任エージェントを決めて進めるのがルール」と教えられます。日本ではあまりないこの慣習を素直に受け入れ、信頼できるエージェントに専任を依頼。20件以上の物件を見て回り、ようやく理想に近い物件に出会い即決しました。「運と縁に恵まれた」と振り返ります。

 

新天地ハワイでゼロからの挑戦──学校選びから物件契約まで




運命の出会いはウーバーの車内で──人材採用の舞台裏

物件契約が完了すると、次はスタッフ採用です。ハワイでリクルーティングを開始しましたが、応募は少なく、希望する人材になかなか出会えません。特にシンガポールでも採用に苦労していたので、「また一人でのスタートかと」と考えるようになっていました。

そんな中、偶然の出会いが転機となります。移動中に利用したウーバーのドライバーが日本人で、会話の中で食品業界に詳しいことが判明。その場はそれで別れましたが後日「良い人がいれば紹介してほしい」と連絡をしたところ、そのドライバー本人から「自分が働きたい」と申し出が。この人と働けと天から言われていると感じた住中さんは即採用。その後、その人が次々に知人を紹介し、今は総勢6名になりました。「すべては運と縁のおかげ」と笑顔で語ります。

クボタライスハワイの使命は、単なる利益追求ではなく、日本のお米の輸出量を増やし、生産量の底上げに貢献すること。まずは米食文化が根付くハワイで販売量を拡大し、将来的には市場の大きなアメリカ本土進出もできれば良いと考えます。

 

運命の出会いはウーバーの車内で──人材採用の舞台裏

 

ハワイでの暮らしと仕事──家族と自然がくれる充実感

住中さんの1日は、朝6時に起床し家族で朝食をとることから始まります。子どもを学校へ送った後、会社へ直行。勤務は8時半から17時までですが、退社は19時頃になることが多いそうです。夕食は家族で囲み、週末は土曜日に子どもを日本語学校へ送り、その後は自分の時間。そこで新たに始めたのがサーフィンです。初心者レッスンからスタートし、今では毎週海に出るのが楽しみになっています。

「ハワイの良さは、家族が常に一緒にいられること。そして自然豊かで“地球が生きている”と感じられる瞬間があること」と住中さん。子どもが成長するこの時期にハワイで暮らせることを心から喜んでいます。

 

“お米文化”を伝えることが、自分の使命

ハワイで事業を展開する最大の目的は、日本のお米の魅力を現地に伝えること。「お米も食品である以上鮮度があり、新鮮なお米は格別に美味しい。その文化を知ってほしい」と住中さんは語ります。販売量を優先する理由は、日本の生産者のため。そしてその先には、アメリカ本土という大きな市場が待っています。

ただし、本人は長期滞在を望んでいるも、会社が未来永劫ハワイで事業を続けられる体制を整えることが私のゴールだと言います。「その使命を果たしたら、自分は次の場所へ行くのが役割」と少し寂しそうに話しました。

 

ハワイでの暮らしと仕事──家族と自然がくれる充実感

 

アメリカだけどアメリカじゃない──ハワイの不思議な魅力

長年の海外経験を持つ住中さんでも、ハワイには独特の魅力を感じるといいます。「ハワイの人は優しく自然との共生を何よりも大事にし、アメリカなのに、どこかアジア的で、日本以上に日本の古き良き文化が残っている。それは日系人が築いてきた歴史の賜物だと思う」と語ります。

最後に、これからハワイや海外で暮らすことを考える人へ
「ネットの情報だけでなく、その土地の歴史や文化を自分の体で知ることが大事。ハワイはアメリカなのにアメリカじゃないと感じる瞬間がある。それを理解するには、この地の背景を学び、愛着を持つことから始めてほしい」とメッセージを送りました。


住中さんの言葉や行動から強く感じたのは、「海外で暮らすこともビジネスを立ち上げることも、結局は“人との縁”で動いていく」という事実です。ウーバーの車内での出会いから事業の基盤が整っていく様子は、まさに運と信頼の積み重ねの賜物でした。
そして、日本のお米文化を世界へ伝えるというミッションを軸に、家族との時間を大切にしながら挑戦を続ける姿勢は、これからハワイや海外進出を考える人にとって、大きなヒントになるはずです。

 

 

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